1級管工事施工管理技士講習会の講師をして
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作成日時 : 2008/06/27 20:30
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文京区大塚にある全林野会館で行われた財団法人地域開発研究所主催の1級管工事施工管理技士受験講習会の講師をしました。6日間コースの初日で私の担当は一般基礎です。一般基礎は範囲が広く、気象から始まって、温熱環境、空気環境、水質汚濁、地球環境問題、伝熱、冷凍、湿り空気線図、流体力学、音、腐食に至る様々な分野です。大学では、何らかの講義で触れているテーマであるとは言え、一日でこの全部を網羅しようとすると、ど忘れすることがあります。
午前中3時間、午後3時間で、ほぼ50分の講義に10分の休憩という感じで進んでいきます。受講者は100名弱ですが、マイクを使用して講義をしますので、あまり大きい声を出す必要はありません。トーマス・マンの「魔の山」という長編小説がありますが、そこで主人公のハンス・カストルプがサナトリウムで過ごす時間のように、講習の時間も加速度的に経過して行きます。最初の一コマは充実した時間ですが、次第に加速度が付いて、最後には時計を見ながら、あくせくと話を展開するようになります。
一日の講習を終えて、喉も嗄れてかなり疲れていますが、気分は満足感に浸っています。不忍通りから春日通りに斜めに向かう道を歩いていると、都心にも拘わらず樹木の茂った広い公園があることに驚きます。「教育の森公園」と記されていて、旧東京教育大学の跡地を文京区が公園にしたものであることがわかります。その隣には放送大学があり、更に校門の前の一角に一角獣や巻き貝のような不思議なオブジェが並んだ小公園があります。50mも進むと春日通りですが、この一角は郊外の住宅地のようなくつろいだ雰囲気です。そう言えば、講習会場の全林野会館の5階から見下ろすと、都心なのに戸建て住宅が立ち並んでいることにびっくりしました。東京は田舎を内包した不思議な都市なのでしょう。
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