橋本幸博研究室

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help リーダーに追加 RSS 脳波測定をしてみると

<<   作成日時 : 2008/06/24 23:31   >>

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 梅雨の晴れ間の美しい午後に、4号館に足を運ぶと、すでにラトナさんと中谷さんが花房先生から脳波測定器の説明を受けていました。旧福祉工学科で使用していた脳波測定器があることを知り、室内緑化の研究に使用できないものかと考えていたところ、機械制御システム工学科の花房先生と池田先生のご好意により、使わせて頂けることになりました。まずは、どのように測定するのか、試しに被験者実験をしてみることにしました。

 被験者は、研究課程2年のラトナさんです。脳波を測定するためには、電極を耳朶と頭皮にグリースで貼り付けなくてはなりません。そして、皮膚表面と電極間のインピーダンスが50kΩ以下になるまで、電極を皮膚に馴染ませる必要があります。耳朶の電極は基準電位を与えるためのものです。頭部の電極は、前頭部の左右に貼り付けました。勿論、ラトナさんの頭部です。電極から出力される電圧の変化はモニター画面にギザギザの波形として表示されます。その信号をデジタル・オシロスコープに出力し、サンプリング周波数200Hzでノート・パソコンに取り込みます。デジタル・データはExcelのファイルに保存されます。

 試験データとして、ラトナさんに10秒ごとに目を開けたり閉じたりしてもらい、波形の変化を調べます。確かに波形は変化しますが、これだけでは何のことか判定できません。200Hzでサンプリングを行っているので、ナイキスト周波数は100Hzになります。従って、ナイキスト周波数より低周波の波を解析することが可能です。人間がリラックスしたときに出現するα波は8〜13Hzなので、このデータを時間領域でFFTにかければ、いつα波が出現するか、解析することができます。

 ストレスの計測では、脈拍や血圧や唾液中のアミラーゼ活性について計測しましたが、これから脳波測定を実施することができれば、室内緑化の効果について新しい知見が得られるのではないかと期待しています。被験者としては、毛髪によって邪魔されることなく、頭部に電極の貼りやすい状態の頭髪をしている方が理想的なようです。予備実験を終えると、私達は花房先生と池田先生にお礼を申し上げ、喜々として明るいキャンパスに出ました。

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