橋本幸博研究室

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help リーダーに追加 RSS 「心の傷」は言ったもん勝ち

<<   作成日時 : 2008/06/16 22:02   >>

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 栄光学園の同期生で、現在沖縄で精神科医をしている中嶋聡君が、新潮新書の新刊「「心の傷」は言ったもん勝ち」を贈呈してくれました。早速通勤の電車の中で読み始めました。彼は、著書の中で最近「被害者」を主張する人が増大して、社会のあらゆる分野で被害者意識を横行させていると述べています。「朝青龍事件」を皮切りに、いじめ、セクハラ、医療訴訟問題などに切り込んで行きます。

 詳しい内容は、中嶋君の著書を読んで頂ければわかりますが、すべてではないにせよ、彼の主張には頷けることが多いのです。私はあまり医者にかかることがありませんが、たまに歯科医や整形外科医にかかると、こちらが求めないのに、やけに詳細に説明をしてくれるのです。お陰で私は医学的な知識を身に付けることができますが、何だか「サブウェイ」でサンドイッチを注文するような気分になるのです。信用していますから、適当に診療して下さいと言いたくなります。インフォームド・コンセントということなのでしょう。

 過剰な説明をしないと、説明されていなかったということで医療訴訟を起こされる危険性があり、それ故産科医や小児科医は少なくなってしまうのでしょう。それで、損失を被るのは患者です。勿論、教育でも同じことが言えます。リスクを回避したら、リターンも少なくなるのは、ほとんど法則のようなものです。「インディ・ジョーンズ」のように危険を冒さないと、宝物にはありつけません。

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